|
|
||
ここにチェックボックス型外部コンテンツ・メニューが入ります。 |
|
|
||
ムカデ応急処置方法はこのページではありません。 ⇒ ![]() ![]() ![]() ![]() 【【【情報】】】 詳しくは本編を読んで下さい。 ■ムカデ毒の主成分はタンパク質。熱に弱い。 ■毒は注入されたのでなく、皮膚表面に付着。 【【【警告】】】 必要最小限度の注意事項です。 1)先に絶対冷やすな! ⇒激痛が倍増します。 2)毒の吸い出しはするな!⇒悪寒、口内腫れ等の原因に。 3)毒の絞り出しもするな!⇒毒を擦り込んで余計に腫れます。 なんでかこのページに人が流れ込んでくるので最小限度の知識だけ書きました。 |
ムカデ毒の対処方法本編へ ●詳しくは本編説明をご覧下さい。注意事項あります。 ![]() |
【何故、ムカデ咬症に43℃~46℃の患部加温とシャンプーや石鹸による皮膚表面の洗浄が効果があるのか?】【私の推奨する応急処置方法をお試しになられた方の体験談も200例に達しました。】【ムカデ咬症だけでなく、蜂刺されにも効果があるという報告もあります。】 |
|
【警告】 記載日 /2010/08/15/pm1:20 追記 /2010/09/13 追記 /2012/08/05医師が興味を持ってくれるのは良い事だが、下記文献はデータ捏造論文であり、臨床研究実施上の倫理的問題もあると考えられるので記載。仮にも『投稿規定』が設けられた専門誌なので、研究分野は違うが同じ研究者としてこれは見過ごせない。 金原出版株式会社 皮膚科の臨床 2010年08月号(52巻 08号) 『肉芽腫症』■MiniReport『ムカデ咬症の痛みは温熱療法で速やかに消失す』 鈴木一年ら 【43℃以上のお湯を使う方法の起源】43℃以上の湯温指定のムカデ咬症応急治療法(実質的には治療法)は2006年5月の筆者経験に基づいて2007年3月20日にウェブ公開したものだ。それ以前には『43度温度指定の湯を用いた温熱民間療法』は存在していないと断言する。 筆者のウェブ公開からインターネット上での実践体験談のエビデンスを月別日本地図(Google Maps)に添付した。 当サイト内にあるエビデンスからもわかるように、独立発見事例も最近になって連絡があり、後からWeb公開されたものだ。 私が公開する以前に記述された『温熱民間療法』の記述とやらは一体どこにあるというのか?(笑) 【時系列が出鱈目な論文の記述】だが、下記文献において鈴木らは2005年から民間療法に基づいて『43度湯浸治療』を7症例実施したと以下に示すような虚偽の報告を行っている。2005年から2007年で症例1から症例5で顕著な効果を確認したとしている。 当然、43℃という温度を指定した応急処置方法を当サイトがインターネット上に公開する前の症例であり、本当に実施したと言い張るならどのような民間療法を参照したのか明らかにするべきであろう。 【機序さえ曖昧な論文】であるにも関わらず、機序(どうして効くのかのメカニズム、原理)を理解していないばかりか、2008年実施の症例6で、湯浸治療自体に『懐疑的』で効果がでるまでに40分を要したとある。明らかに矛盾するだけでなく、機序を理解しないで4年以上臨床研究を続けたことになる。 仮に文章を『懐疑的』であったのが患者であったとしたら、嫌がる患者に押し付け治療を施したことにもなるのである。 『43℃の湯浸治療』を行ったと3か所に記述しているにも関わらず、その機序に関する一切の説明がないのも明らかにおかしいし、 43℃に設定する理由もわからずに臨床試験をしたっていうのか? ⇒お気づきの方も多いだろうが、それは『臨床研究』ではなく、『人体実験』というのだ。 一方、当サイトは公開当初より、『42℃の秘密』を記載している。 【一般的な生物の酵素は生存環境の室温で最適】よく、ありがちな『生物酵素に関する知識の知ったかぶり』をする人の記載に、そんな低い温度で失活するのかという記述があるが、殆どの生物の酵素は生存環境温度で最適な効率が発揮できる特性を備えていることを知るべきだ。大学等で教えるような『工業的に利用できる酵素』群は、できるだけ高温で機能する選別された酵素で、全体的に見れば一部の特殊な例に過ぎない。調べればわかる事なのだが..... 恐らく大学で『工業化学』出身の教員に酵素を習ったのだろうな。 【温度調整方法の未熟さ】私は自分の身体を使って体長8cm以上のトビズムカデとアオズムカデで合計30回以上の追試実験を行っている。赤外線輻射温度計を使って温度範囲は追い込んだり、搾り出しや患部を冷やすと痛みが増したり、腫れる事の再確認等がその目的だった。が、彼らの論文を見ると、症例6では、温水シャワーは使用していない。『湯浸』と表現されているので、温水槽を使用したものと考えられる。記述を読む限り、温度設定は43℃にしたものの、温度が十分上昇しない状態で実験を開始した場合と極めて類似している。本当に実施したなら、どのように温度を測定したのか記述すべきだ。記述自体は当サイトが検出済みのどのエピソードにも当てはまらないのでこれは本当に実施したものだと考えられるが..... (なお、少し脱線するが、33回目の追試の後3回目のムカデ解剖に失敗して、両腕が毒でやられるまではアレルギー反応らしきものは見られなかった。但しこれは私のみの結果であるので、アナフィラキシーショックについては個人差が伴う可能性を否定できない。ただ農村部では私並の回数でムカデ咬症被害を受ける人も多いようなのでスズメバチのようなことは起こりにくそうだ。だが、アレルギーの兆候があるので現在は追試は行っていない。) (アカズムカデが京都では捕獲できないため1回しか試せていないが、温熱で痛みはとれるが、痺れが3時間くらい残った。組成が違うのだろう。この3種類以外は捕獲できなかったので効果の自己確認はできていない。) 【はさみで殺そうとした症例について】当サイトではインターネット上を探索して『体験談』を抽出しているが、これらの体験談にはひとつとして同じような記述(エピソード)は存在しない。しかしながら、このはさみのエピソードも当サイトの体験談の中に存在しており、本当に臨床試験したのかどうか疑われる。それほどに類似しているのだ。 体験談に含まれず、有効と考えられるエピソードは症例6のみであり、そんなお粗末な結果だけで、印刷物として出した事自体おかしな話だと思う。 当サイトのウェブ・エージェントは既に独自のウェブ・パッシブ調査法により編集委員の医師らの所属等も検出済みだが、彼らはこの(ただの3流記事に思える)『論文』の矛盾に全く気付かなかったというつもりなのか? 委員2名は、結構、有名な病院の所属(T病院、S医科大)だが、中身見ていなかったんだろうね? 仕事してます? たった2ページも読めないのか..... 抗議より1ヵ月が経過したが、だんまりを決め込み、無視するようである。 こうなると、論文という形式を取ってはいるが、名ばかりの身内擁護の似非詐欺商法を企てる集団と見なさざるを得ない。 調べてみたところ、上記論文の著者の一人は医療裁判で敗訴経験もあるようだ。所謂医療本も出版している。 真面目な医師も多いが、このようなことがあれば論文査読委員も含め、この皮膚科の論文誌自体がでたらめであると考えられても仕方がない。 |
【現代医学 最新動向『ムカデ咬傷の痛みに対する温熱療法』】 記載日時 /2010/07/11/pm3:50 修正 /2010/08/13/pm9:20 金原出版株式会社 皮膚科の臨床 2010年08月号(52巻 08号) 『肉芽腫症』■MiniReport『ムカデ咬症の痛みは温熱療法で速やかに消失す』 鈴木一年ら ●データねつ造の疑い(症例1~症例5)。また臨床研究を行う上での倫理上の問題もある。出版社にその旨長文メールを送った。 ●2ページ。『43度の湯浸』を7例実施(全例痛み消失)とある。民間療法の事も記載。ただ追試・検証でわかる辻褄の合わない記載が何箇所も。 症例6の記述が最大の矛盾を生んでいる。『懐疑的』だったのが患者にしろ、医師本人にしろ、文章、データに自己矛盾が発生することになる。 ●患者自身が効果に疑問を持とうが持つまいが、湯浸による治療効果は患者の心理状態に無関係だ。化学的現象なのだから。 患者自身が湯浸治療方法に懐疑的だったのなら、現代医学の治療方法を用いずに温熱治療を試みたのは医師として倫理的にどうかと思う。 『機序』さえ不明なのに数年にわたって実施した『治療』って何? それは医師として非常におかしな行為だ。患者はモルモットではない。 どうして効くのか医師自身がわからない方法を何年にもわたって治療方法として使ったとこの著者らはミニレポートに書いているのだ。狂ってるね。 通常の治療方法でない方法を実施する場合は『臨床研究』にあたる。患者が『懐疑的』で協力姿勢が無かったとすれば症例6はちょっとまずいのでは? 大学医学部なら『機序』が不明では倫理委員会で到底許可が下りない。それとも埼玉県では許された治療行為なのだろうか? ●症例1~5が優れた効果をあげているのなら症例6の時点で医師が『懐疑的』になるはずもない。時系列上の矛盾がある。 つまりだ、2005/6/12の症例1~2007/6/16の症例5が『3年間』が好成績なのに2008/8/21時点で医師が『懐疑的』なはずがないということなのだ。 ●論理的自己矛盾を起こさないようにするには症例1~5が症例6の後か直前に実施されたものでなければならない。もしくは実施されていないか。 ●そもそも1年に1~2例しかムカデ咬症の患者が来ないはずがない。ウェブサイトを見る限りそう思える。少なくとも10例~20例はあるはずだ。 その割には症例報告の年齢が51歳~83歳と高齢者に偏っているので不自然だ。殆ど過疎地域の年齢分布に思える。 共著者の埼玉県加須市 鈴木医院や東京都練馬区 藤澤皮膚科でなく、埼玉県比企郡小川町腰越 鈴木医院で全例取ったのだろうか? ●舳倉島におけるムカデ咬傷の20症例の場合は経過観察の為の通院が必須な治療法だったのでデータ収集が困難で論文化までに10年を要したのだ。 ●43℃という設定温度はムカデに刺された直後なら有効で意味を持つが、受傷後かなりの時間が経過した状態ではこの温度は低過ぎる。 温度調整機能のある温水槽を使って医師が治療を行うなら46℃~48℃でもいいくらいだ。何故、『機序』もわからず温度を43℃にしたのか? 勿論、当サイトは湯温設定にこだわりを持っている。『ピンポイントで指定!(笑)』と揶揄される程に。明確な理由があって記載している。 インターネットの情報なら2005年時点ではありえないのだが。URLを提示することができるのかな? 2007/03/20以前(精確には2007/01/03時点)にそのようなページは存在しない。調べれば墓穴を掘ることになるだろう。 それとも『埼玉県に43℃指定の民間療法が存在する』と主張する? 2005年時点で? その場所はどこ? どの街、どの村にそのような温度を特定できるような言い伝えがあるのか? 伝承なら記載すべき。....あればの話しだが。 宗教色の強い『老神温泉伝説』(下記参照)なら、この前、熱い温泉の多い群馬県内で確認したけどね。 他にもおかしな所が。実は実体験をしたものなら気付く矛盾がある。自分の身体で追試していないからわからないで書いてるんだろうな。 レセプトの辻褄合わせもあるんだろうね。まぁ、大学病院等でのちゃんとした追試が始まればすぐにわかる事だ。素朴な疑問噴出間違いなし。 悪い事にはならないから自分の身体で試してみれば? ちょっとの間かなり痛いけどね。直ぐに自分たちの記述の矛盾に気付くと思うよ? (^_^) メールには書いておいた。実践した皆さんはわかると思うけど、『痛みが完全に消失』してから『腫れが引く』まで何時間かかった? で、痛み無、腫れ無、痒み無の状態(完治)で、また病院に行ったりしますぅ? ないよねぇ。それは。 どうして医師が治療から完治までの時間を知りえるんだろうね。(^_^) それほど効果があるということなんだけど。 全くの素人が代筆したように思えるレポートだが、医学系はこれが標準なのか? そんなはずないよね。この医師らだけだと信じたい。 やたらと高齢者ばかりの症例。『死人に口なし』みたいな昨今話題の100歳以上の高齢者の死亡後年金の不正受給みたいなのはやめてほしい。 しかし、ここまで自己矛盾満載だと相手にしてくれる医師が出るかな。そこを心配するね。 自分で試した事のない応急処置方法をウェブに書いていた鹿児島県の内科開業医(この医師はその後慌てて内容を削除している。)といい、 (非常に有名な宇宙を飛んだ人までそのように書いているのも驚きだが..... もしかして教科書段階でそんな事が書いてあるのか? 直接自分で試さなくても実際に1回でも試していればムカデ咬み傷を冷やすと痛みが増す事は患者から聞けるはずだ。) このミニレポートの著者らといい、不信感を増大させる医師に出会うとがっかりするね。 |
●【小さな町の幸せ通信】『ホーセの見てある記2』 2012-06-26 07:21新潟県上越市議の橋爪法一です。日々の生活のなかで見たこと、聞いたことをなんでも書き記すことにしました。議員活動のことが中心になろうかと思いますが、農作業のことや私の余暇活動など政治的色彩の薄いものもどんどん書いていきます。 感想をお寄せいただければ幸いです。なお、「ホーセ」はわが家の屋号、大勢の人が私を「ホーセ」と呼んでくれています。 左の『小さな町の幸せ通信』をクリックすると私のホームページのトップにつながります。 ムカデに刺される 刺客は台所にいました。母がとってきた野菜を台所に持ち込んだところ、そのなかにムカデがひそんでいて大騒ぎになりました。 妻が大きな声を出したものですから、私が飛んでいき、ムカデを確認、すぐにビニール製の買い物袋を手袋代わりに使って取り押さえました。 しかし、次の一瞬、「チクッ」として小さな痛みを感じました。ムカデに刺されてしまったのです。 それからが大慌て。水で手を洗い、刺されたと思われる個所を絞り出しました。 でも、対応が正しいかどうか不安になり、ネットで調べると、石鹸で患部を洗い、43度くらいのお湯で温めるとありました。 いやー、見てよかった。最初はまったく逆のことをやっていたのですから。 ネットに書かれた措置により、効果があって、おかげでたいした腫れにもならず朝を迎えました。 昨日は新潟で豪雪時の災害救助法対応で県交渉を行いました。市役所に着いたらそれを書きます。 日時: 2012年06月26日 07:21 ■検出日時 /2012/08/05/ |
【冷やした場合の典型的な事例】★これが医師の教科書どおりに実行した場合の真実だ。★医師で実際に刺されて教科書どおりの対処をしたものは一人としていないのではないか? ★私が冷やす事を否定しているのは、大抵結末が以下のような症例となるからだ。同様の記述は当サイトの体験談の中に散見される。 ★なお、この強烈な痛みで気絶するケースも報告されているが、決してアナフィラキシーショックではない。 ●【?gameのブログ】『ムカデに刺されたぁ。』 2012-07-27 06:24ハンゲーム寝落ちで、寝ていると足がチクッとして目が覚めました。”トゲ” でも刺さったのかなぁ、その割りにザクザクと痛いです。 何かに刺されたんだろう ”冷やそう”と思いましたが、痛くて歩けません。 足を力一杯押さえながら、飛び跳ねて水道へ、洗うと痛みが増して、 もっと ”冷やそう”と考え、”氷で冷やすと ”もう殺してくれ レベルの痛みになりました。 心臓がバクバク、呼吸は口でしか出来ず、痛さで動けません。 このままじゃ死ぬ、と思いネットで検索したところ、 ★以下は私のサイトの記載の転記。 咬み傷に2~5mmの毒爪が刺さって残っていたら、温熱治療の前に毛抜きかピンセットで抜いて下さい。 やけどしない程度にぎりぎり熱い43度以上の温水シャワーで患部をよく温める シャンプー等で皮膚表面をしっかり洗う を繰り返します。 シャンプー洗浄(弱酸性は×)も痛みを速く消すために重要です。 しっかり洗って下さい。シャンプーの代わりに石鹸やボディーソープでも代用可です。 稀に5分間では痛みが完全には消失しないケースもありますが、患部が温まっているか確認しながら諦めないで最長20分程度かけ続けてみて下さい。 痛みが消えてもあと1~2分くらいは温め続けた方がいいでしょう。念入りに酵素毒を失活し、洗い落とします。 【服や寝具の取替】毒が付いている恐れのある服は着替えましょう。寝具も取り換えて下さい。付着毒がまた皮膚につくと痛くなったり腫れます。 お湯で患部周辺を『42℃以上に温めて』『毒を洗い落とす』事が重要で、ただお湯をかけるのではありません。 ★また、『温水シャワーによる局所加熱』なのであって、『43℃~46℃の高温湯への入浴』ではありません。必ずシャワーを使いましょう。 ★43℃以上の温度のお湯はシャワーではかけれても、長時間の全身入浴は無理な温度です。すぐのぼせるし、5分はかなり厳しいです。 ★日焼けしていたり、身体が冷えているとお湯を熱く感じがちですが、実際の湯温が低いと効き目が出ません。湯温にはご注意を! 【冷やすのは?】 厳禁です。ムカデ毒が付着したまま氷や保冷剤で冷やすと激痛が倍増して悲惨な事に!! 痙攣したり、気絶するケースもあります。 【毒の吸出しは?】 推奨しません。ムカデの溶血性毒を口の中に入れると、悪寒、嘔吐、口内腫れ、気道閉そく等の危険性があります。 【毒の絞り出しは?】毒はほとんど皮膚表面に付着しており注入されていません。絞り出しは不必要な行為です。 毒の強力な浸透力や『ムカデが刺す』という言葉からの連想で、『毒の絞り出し』を薦める人がいますが、擦ると返って毒の浸透が促進されて酷く腫れますよ? 茶色に変色して痕が残ったり、酵素毒を失活しないで放置すると細胞破壊が進み、最悪『壊死する』(腐る)かもしれません。 ★本人の感想。 初動ミスです、冷やしました。 転がる程、痛くて、狙撃されたのかと思いました。 (焼けるような、ザクザクした痛みで足の感覚がありませんでした。) 動けず転がり回った2時間はとても長かったです…。 ■検出日時 /2012/08/05/ |
【金原出版株式会社『皮膚科の臨床』編集部に送付した電子メールの内容】 記載日 /2010/08/15/pm1:20 金原出版株式会社 『皮膚科の臨床』編集部御中 はじめまして。東京工業大学ソリューション研究機構の特任教授で上田智章と申します。 御社『皮膚科の臨床8月号』Vol.52 No.8 の記事である【MiniReport】『ムカデ咬症の痛み は温熱療法で速やかに消失する』の件です。該当書籍を購入し、該当記事を拝読いたし ました。データ捏造ならびに臨床研究として倫理上の問題をご指摘したいと思います。 金原出版株式会社殿におかれましては、投稿規程を設けられており、記事採用に関しては 審査をされ、企業倫理を意識してコンプライアンス遵守される出版会社でおられると考えて おります。 私は医師ではなく、工学研究者として、ハイパーサーミア装置ならびにセンチネルリンパ 節検出用音響/磁気プローブをはじめとする医療用治療装置、診断装置等に関わる研究を 幾つかの大学医学部の先生らと実施しております。個人で『私設研究所ネオテックラボ』 というウェブ・サイトを運営もしております。 2006年5月のある晩にムカデに頭を刺されたときに、ハイパーサーミア装置研究で得た 『42℃で蛋白質が熱変性を起こす』という知識と『ムカデ毒がタンパク質で構成される 酵素毒である』、『ムカデ毒は注入されたのではなく、皮膚表面に塗布されている』という 推定に基づいて『43度以上のシャワーで患部周辺を温め、シャンプー洗浄する』とい 応急処置を考え、実行し、5、6分の対処で激痛を消失させることができることを発見 いたしました。 2007年1月時点で検索や資料調査でそのような治療方法が日本国内で全く存在しない事を 知り、2007年3月20日から http://www.neo-tech-lab.co.uk/Interest.htm というページを一般 公開しております。以来、http://www.neo-tech-lab.co.uk/MukadeMemo1.htm#CentipedeWorldMap に見られるように多くの人に閲覧利用いただいております。ムカデ咬症の個人だけでなく、 学校、地方自治体、各省庁、研究機関(民間だけでなく、大学や公的研究機関を含む)が最近では 月当たり5000以上利用されています。現実に、私の公開内容に基づいて実践し、その結果を 各個人ホームページやブログなどで報告されている方の数は37件(2010年8月13日現在)。 さらにスズメバチや足長蜂の蜂毒対処に応用された方、ページで紹介した『蚊刺されの痒み取り』 を実践された方々などもおられます。 さて、ここから本メールの主題ですが、該当記事では、『43℃の湯浸民間療法』の存在について 触れておられます。しかしながら、2007年3月20日以前にはそのようなものは存在していない と確信いたしております。私自身や、サイト利用者の数名が幾つかの掲示板に温度を42℃とか 湯浸等のバリエーションで投稿したことなどはありますが、それはこの日付の後であると考えます。 もし、該当記事の著者らが、別の地方に伝わる民間療法を採用したとするならそれは一体どこに 存在しているのでしょうか? 記事では症例1が2005年6月12日とされていますが、そのとき日本にそのような民間療法は存在 していないはずなのです。 また、記事中におかしな記述があります。症例6に関する記述です。 抜粋:症例6は温水に浸す治療法そのものに懐疑的であったため、・・・・・・ とありますが、その日付は2008年8月21日です。 にも関わらず、2005年6月12日の症例1から2007年6月16日の症例5は良好な成果が得られていた ことになっており、3年間の5症例の成果が良好であったにも関わらず、医師自身が症例6時点で 懐疑的である理由が存在しません。 仮に『懐疑的』であったのが患者側の意見だとすれば、臨床研究における倫理上の問題も発生します。 それどころか、レポートの中で著者らは機序が解明されていないと締めくくっていますが、それなら 医師自身が機序を理解せず、未知の治療方法を患者に試していることになってしまいます。しかも、 2005年6月12日から4年間もです。こうした臨床研究を医大でおこなうとすれば倫理委員会が許諾 することはあり得ないでしょう。患者はモルモットではないのです。 著者らは43℃の温水を3か所で記載していますが、この設定根拠さえ理解していなかったことに なるのです。(勿論、これは当サイトの存在を真っ向から否定された場合の話ですが。) もし、症例6の直前に当サイトの記事をご覧になられた(7月8月にログがあります)とお認めになられて もそれ以前に実施されたはずの症例1から症例5は43℃の温度設定の意味も存在も知らなかった事 になり、ねつ造と考えられます。あるいは発見年月日を私よりも先行させるために日付を操作したのか 様々な点で矛盾が生じます。 また、当サイトの記事中 http://www.neo-tech-lab.co.uk/Interest.htm http://www.neo-tech-lab.co.uk/MukadeMemo1.htm にも記載がありますが ムカデ咬症受傷後、病院まで行く時間ロスを考えると、43℃という温度では、記載されているような 効果は得られないと考えます。45℃~48℃と記載されていればこの矛盾はないのですが。 それ故、温度設定も記事の通りではないと考えます。 さらに、痛みが完全に消退した人なら3時間程度、まだ痛みが残っていても8時間程度で腫れは引く ことが実践された方々の証言から明らかであり、痛みを感じなくなった人が再度医院で受診されることは 考えられないのです。こうした部分も治療効果の記載に明らかな作為を感じる点です。 これは実践したものだけが知っている内容なのです。実践者で病院に行った人はいないはずです。 何しろ、痛みも腫れも痒みもないのですから。 私が当該記事に対して抱く疑念の一部は http://www.neo-tech-lab.co.uk/Interest.htm#Books にて記載・公開しています。 あなた方にどうしろとは言いませんが、でたらめな内容が正規な記事として世の中に出ることを 認めることは到底できません。実際に効果がある治療方法あるいは応急処置方法であると思うから こそなおさらです。 以上をお伝えしたく突然メールを差し上げました。 今後、このような事が無くなるように配慮していただければ幸いです。 |
||
【群馬県老神温泉伝説】 男体山の神は『大百足』。赤城山の神は『大蛇』。両者の戦いで、赤城山の神『大蛇』は男体山の神の軍の弓で射抜かれ負傷をし、赤城山の麓まで逃げ帰った。しかし、男体山の神『大百足』の軍勢に追い詰められ絶体絶命のピンチに立たされます。やけになった赤城山の神『大蛇』が矢を地面に突き刺して怒りを地面にぶつけると、そこから湧き湯が出現します。傷を湯に浸すと、たちどころに傷は癒えてしまったのです。こうして赤城の神は追撃してきた男体山の神の軍勢に復讐を遂げます。創傷に効く蛇神が開いた(追う神⇒老神)温泉。但し、この温泉の湯温は40℃とかなりぬるい。昔は高かったのかね? このように温泉伝説は昔は高温の温泉であったとしても、現在は湯温が低下している場合が多いので、湯温を43℃と示唆する資料は残っていない。 |
![]() |