Windowsでの遠隔計測にApacheを使おう!】

最終更新日 /2006/06/14/
ドメイン移転日 /2009/01/28/


 




Windowsでの遠隔計測にApacheを使おう!】

 「自宅のWindowsパソコンをサーバーにしてHPを公開したい」とか「WWWやLANで計測データを遠隔監視したい」などと思ったことはありませんか?Apacheは誰でも無償で使えるHTTPサーバーです。
このページではApacheの「基本的な設定方法」を紹介します。
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【設定手順1】
 
Apache HTTP server 2.2.2をインストールしたコンピュータに割り当てられているIPアドレスとポート番号をhttpd.confのListenと書かれた行に記入します。
下の例に示すように Listen 192.168.0.14:80 と記入しています。記入するアドレスは各自のコンピュータの設定によって異なります。
 ここで記入するべきIPアドレスは、コマンドプロンプトで"ipconfig /all"で調べることができます。
 この例ではプロバイダーから供給される回線に直接接続されているのはルーターです。ルーターはグローバルIPアドレスに対するHTTPプロトコルの要求をApacheがインストールされたコンピュータ[192.168.0.14:80]にポートマッピングする設定になっています。セキュリティーの関係でwwwポートは80のみ使う設定にしています。 

【設定の例】httpd.confの一部
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#【はじめに】Apache HTTP serverへの設定を指定するconfiguration fileです。
# 詳細は<URL:http://httpd.apache.org/docs/2.2/>を参考のこと。
# 各指定項目に関しては<URL:http://httpd.apache.org/docs/2.2/mod/directives.html>
# "/"あるいは"<ドライブ>:/"で始まるパスはWin32対応。
# "/"で始まらなければ、Appacheのルートディレクトリを示す。
# ServerRootが"C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2"に設定されて
# いる場合に"logs/foo.log"と指定すると"C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/logs/foo.log"
# を意味する。
#【ThreadsPerChild】constant number of worker threads in the server process
#【MaxRequestsPerChild】maximum number of requests a server process serves
ThreadsPerChild 250
MaxRequestsPerChild 0
#【ServerRoot】Appache自身のルートディレクトリを定義する
#  このトップディレクトリの下にconf, error, log等のディレクトリが存在する
# 【注意】パス最後に"/"をつけないこと
ServerRoot "C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2"
#【Listen】Apacheに関連付けするIPアドレスとポートを定義する
Listen 192.168.0.14:80